【東京】共有持分の買取業者おすすめ12選!買取業者の選び方と注意点を徹底解説

【東京】共有持分の買取業者おすすめ12選!買取業者の選び方と注意点を徹底解説

東京の共有持分の売却を考えているものの、どの業者に売却すれば良いのか分からずお困りの方も多いでしょう。結論からいうと、共有持分を売却するなら、共有持分の買取を専門に行っている業者に依頼するのがおすすめです。

共有持分は、購入しても自由に活用したり売却したりできません。また、権利関係が複雑なため、活用方法の方針や維持費の負担割合で、他の共有者とトラブルになるリスクがあります。そのため、通常の持ち家として購入したい一般の人からは需要が低く、一般の業者に仲介を依頼しても断られるケースが多いです。

専門の業者なら、共有不動産のような訳あり物件を買い取り、リフォームなどを行って再び価値を高めるノウハウがあります。そのため、ほかの業者で断られた不動産であっても、買い取りの相談に応じてもらえる可能性が高いです。

また、他の共有者との関係があまりよくない場合も、売却後の手続きや他の共有者とのやり取りはすべて業者に任せられます。売却手続き中に近所の人や他の共有者に知られる心配もないほか、多くの業者が数日から数週間とスピーディーに手続きが完了するため、共有不動産を早く手放したい人にもおすすめです。

本記事では、東京に対応している共有持分の買取業者12選や買取業者を選ぶときのポイントなどについて解説していきます。

クランピーリアルエステートでは、東京都内の訳あり不動産を最短48時間で現金化可能です。これまで、共有者間のトラブルが発生している不動産や行方不明の共有者がいる不動産など、数々の事情を抱えた共有不動産を買い取った実績があります。

豊富な経験と知識から、最大限の高価買取を実施しているため、業者選びで迷った場合は一度クランピーリアルエステートに相談してみるのがいかがでしょうか。

目次
  1. 共有持分を売却するなら買取業者への依頼がおすすめ
  2. 東京に対応している共有持分の買取業者12選
  3. 東京にある共有持分の買取相場
  4. 東京都にある共有持分の買取事例
  5. 共有持分を買取依頼に出す流れ
  6. 共有持分の買取業者の選び方
  7. 共有持分を高価買取してもらいやすいコツ
  8. まとめ

共有持分を売却するなら買取業者への依頼がおすすめ

不動産を売却する方法は「仲介」「買取」の2通りありますが、共有持分の売却であれば買取業者に売却を依頼するのがおすすめです。買取業者に依頼するメリットとしては、主に以下の4つが挙げられます。

  • 売却に仲介手数料がかからない
  • スピーディに売却できる
  • 契約不適合責任を負わなくてよい
  • 誰にも知られずに売却しやすい

ここからは、それぞれのメリットについて1つずつ詳しく解説していきます。

売却に仲介手数料がかからない

買取業者に売却すれば、仲介手数料を一切支払わずに共有持分を売却できます。仲介を依頼した場合は、買主と売主を仲介する業務が発生するため、売却時に仲介手数料を仲介業者に支払わなければなりません。

仲介手数料は不動産の売却価格によって変動します。

売買価格(税抜) 仲介手数料
200万円以下 売買価格(税抜)×5%+消費税
200万円超、400万円以下 売買価格(税抜)×4%+2万円+消費税
400万円超 売買価格(税抜)×3%+6万円+消費税

仲介手数料は数十万~数百万と高額になるケースが多く、売却時にまとまったお金を用意する必要があります。たとえば、200万円(税抜)で共有持分が売却できた場合、下記の仲介手数料がかかります。

200万円×5%+消費税=11万円
仲介手数料は売却益から支払うケースが多いため、手元に残る金額は少なくなってしまいます。しかし、買取では仲介業務が発生しません。売却益全額が手元に残るため、無駄な出費を抑えられるメリットがあります。

スピーディに売却できる

買取業者に売却すれば、仲介よりもスピーディに共有持分を売却できます。仲介では市場で買主を探さなければならないため、売却活動を行ってから売買が成立するまで時間がかかります。

しかし、共有持分には下記のようなさまざまなリスクがあります。

  • 自由に活用できない
  • 権利関係が複雑になりやすい
  • 他の共有者と活用方法や維持費の負担割合に関するトラブルが発生しやすい

買主にとってリスクが大きいため、共有持分を好んで購入する人は基本的にいません。そのため、長期間売れ残ってしまう可能性が高いです。

それに対して買取は、買取業者が共有持分を直接購入してくれるため、仲介のように買主を探す必要がなく、買取業者が提示した条件に納得すれば売買が成立します。売却までに要する期間は平均数週間~1ヶ月程度で、早ければ3営業日程度で売却可能です。

仲介ではなかなか買主が見つからない共有持分や仲介を断られた共有持分でも、買取業者に依頼すれば買い取ってもらえる可能性が高いです。

契約不適合責任を負わなくてよい

契約不適合責任とは、売買契約に基づいて不動産を買主に引き渡した後、契約内容に記載されていなかった欠陥や不具合が見つかった場合に、売主が買主に対して負う責任のことです。

仲介では、共有持分の売主が契約不適合責任を負います。売主に買主を騙す意思がなくても、契約時に伝えていなかった隠れた欠陥や不具合が見つかった場合は、買主から損害賠償や契約解除などを請求される可能性があります。

一方、買取では売主の契約不適合責任が免責されるケースがほとんどです。契約不適合責任免責の特約を結んでいれば、後で隠れた欠陥や不具合が見つかっても買主から責任を追及される心配は少ないため、売却後のトラブルを回避しやすいでしょう。

誰にも知られずに売却しやすい

仲介では共有持分の購入者を市場で探さなければならないため、Webサイトやチラシなどに共有持分の売り出し情報が掲載されます。これを近隣住民や他の共有者に見られてしまうと、近所で噂になったり、他の共有者に売却を妨害されたりする可能性があります。

それに対して買取は、売主と買取業者が直接売買契約を結ぶため、宣伝活動が一切行われません。売買が成立するまで誰にも知られずに手続きを進められるため、トラブルを抱えている共有持分や他人に知られたくない事情を抱えている共有持分も安心して売却できます。

東京に対応している共有持分の買取業者12選

ここからは、東京の共有持分の買取に対応している買取業者12選をご紹介していきます。

  • 【全国】株式会社クランピーリアルエステート
  • 【全国】株式会社フレキシブル
  • 【全国】株式会社トップショット
  • 【全国】アール・マンション販売株式会社
  • 【全国】株式会社ジェイ・ワン・プランニング
  • 【全国】一般社団法人不動産あんしん相談室
  • 【首都圏】有限会社サポート・プランナー
  • 【首都圏】株式会社ティー・エム・プランニング
  • 【首都圏】ライズ株式会社
  • 【首都圏】株式会社BLD Real Estate
  • 【首都圏】東京都市開発株式会社
  • 【東京】蔵正地所株式会社

では、各業者の会社概要や特徴をそれぞれ詳しく見ていきましょう。

【全国】株式会社クランピーリアルエステート

クランピーリアルエステートは、共有持分や訳あり不動産を専門に取り扱っている買取業者です。年間の相談件数は3,000件以上にのぼり、共有持分の買取実績や活用ノウハウが豊富にあるため、他社に断られた共有持分でも買取が可能です。

全国の不動産トラブルに強い士業事務所とも連携しているため、すでにトラブルを抱えている共有持分の売却も安心して依頼できます。査定は最短12時間、現金化までは最短48時間で完了するため、スピーディに共有持分を売却できます。

会社名 株式会社クランピーリアルエステート
本社所在地 東京都中央区築地2丁目10-6 Daiwa築地駅前ビル9F
資本金 1億円
査定スピード 最短12時間
現金化スピード 最短48時間
公式サイト https://c-realestate.jp/

【全国】株式会社フレキシブル


フレキシブルは、全国の不動産のスピード買取・自社運用を行っている買取業者です。中小から大手不動産会社まで幅広く取引しており、過去10年間で100棟以上の不動産を買い取った実績があります。

買い取った不動産は原則自社で運用しているため、転売を目的とした業者とは異なる価格での買取が可能です。査定から現金化までのスピード対応にも自信があり、査定は最短即日で回答、現金化は売却価格が10億円までなら最短翌日で手続きが完了します。

会社名 株式会社フレキシブル
本社所在地 東京都台東区東上野1丁目15-2 エムビルⅡ3階
資本金 1,400万円
査定スピード 最短即日
現金化スピード 最短2日
公式サイト https://www.flexible-fudousan.com/

【全国】株式会社トップショット

トップショットは、共有持分の買取・仲介業務を専門に行っている買取業者です。数々の共有持分を解決してきた経験とノウハウを活かし、さまざまな共有持分の買取に対応できるよう努めています。

再建築不可物件や誰と共有しているのか分からない物件、他の共有者と揉めている物件でもスムーズに買い取ってもらえます。また、日本で初めてAIが自動で共有持分を査定するシステムを取り入れた業者でもあり、これまで正確に査定するのが難しかった共有持分も、匿名で即座に適正価格を把握できます。

会社名 株式会社トップショット
本社所在地 東京都杉並区高円寺北3丁目20-21
資本金 1,000円
査定スピード 約1秒
現金化スピード 不明
公式サイト https://tokyofudousan.jp/

【全国】アール・マンション販売株式会社


アール・マンション販売株式会社は、全国の不動産を対象とした買取・仲介を行っている買取業者です。共有持分を含む訳あり不動産も積極的に買い取っており、急ぎの事情があれば最短3日で現金化が可能です。

占有者が買取にも賃料の請求にも応じてくれなかったり、共有者の中に行方不明者がいたりする難しいケースでも状況・経緯を確認した上で買取を検討してもらえます。

会社名 アール・マンション販売株式会社
本社所在地 東京都新宿区住吉町4丁目6 ニュー岡本ビル6階
資本金 1億円
査定スピード 不明
現金化スピード 最短3日
公式サイト https://www.r-group.co.jp/

【全国】株式会社ジェイ・ワン・プランニング


株式会社ジェイ・ワン・プランニングは、不動産の買取・再生事業を行っている買取業者です。ビルや一棟の収益マンション・アパート、駐車場、底地などあらゆる不動産売買・運用に対応しており、創業から権利関係が複雑な不動産の取り扱いを得意としています。

不動産活用や権利調整のノウハウ、法律や税務の専門家ネットワークを駆使して不動産の価値を最大化することが可能なため、共有持分の高額買取が実現できる可能性が高いです。

会社名 株式会社ジェイ・ワン・プランニング
本社所在地 東京都千代田区有楽町1丁目1-2 東京ミッドタウン日比谷32階
資本金 9,000万円
査定スピード 不明
現金化スピード 不明
公式サイト https://www.j1planning.co.jp/

【全国】一般社団法人不動産あんしん相談室


一般社団法人不動産あんしん相談室は、共有持分・離婚・相続トラブル、住宅ローン滞納など不動産のあらゆるトラブルの相談・不動産の買取を行っている買取業者です。独自の入札方式で一番高い金額で落札した業者に売却するシステムとなっており、仲介に近い価格での売却が可能です。

売却成功率は95%以上、買取相場は市場価格の80%以上と高い成功率と高価買取を実現しています。ややこしい権利関係も専属のプロコンサルタントが分かりやすく解決案を提示し、親身になってサポートしてくれるので安心です。

会社名 一般社団法人不動産あんしん相談室
本社所在地 東京都千代田区丸の内2丁目3-2 郵船ビルディング 1階
資本金 なし
査定スピード 不明
現金化スピード 最短2週間
公式サイト https://anshin-soudan.net/service4/

【首都圏】有限会社サポート・プランナー


有限会社サポート・プランナーは、東京・神奈川・千葉・埼玉の共有持分の買取を専門に行っている買取業者です。創業から30年以上実績と信頼を積み重ね、契約に至った件数は数万以上にのぼります。

共有持分の高価買取も積極的に行っており、権利証(登記識別情報)を所有してなくても売却可能です。手続きもスピーディで最短3日で共有持分を現金化できます。

会社名 有限会社サポート・プランナー
本社所在地 東京都豊島区池袋4丁目1-9
資本金 300万円
査定スピード 不明
現金化スピード 最短3日
公式サイト http://supportplanner.net/

【首都圏】株式会社ティー・エム・プランニング

株式会社ティー・エム・プランニングは、共有持分や再建築不可物件、事故物件など訳あり不動産を専門に取り扱っている買取業者です。創業から34年以上訳あり不動産の買取業一筋で、買取実績は業界トップクラスを誇ります。

これまで築き上げてきた実績や知識、自己資金率100%の豊富な資金力、士業との連携が魅力です。共有持分の売却がスムーズに進むようサポートしてくれるほか、高価買取が叶う可能性も高いです。

不動産コンサルタントや弁護士を含む専門チームを保有しているため、共有持分のトラブルも早期解決が可能です。

会社名 株式会社ティー・エム・プランニング
本社所在地 東京都目黒区東が丘1丁目16-7
資本金 1,000万円
査定スピード 最短即日
現金化スピード 最短即日
公式サイト https://www.j-angel.co.jp/

【首都圏】ライズ株式会社


ライズ株式会社は、首都圏の共有持分の買取を専門に行っている買取業者です。創業から9年で共有持分を含む訳あり不動産を1,000件以上買い取ってきた実績があり、買取を断られやすい共有持分の買取も積極的に行っています。

共有持分の活用ノウハウや実績が豊富にあるため、トラブルを抱えた共有持分でも最短3日で現金化できます。

会社名 ライズ株式会社
本社所在地 東京都港区南青山7丁目4-15
資本金 5,000万円
査定スピード 不明
現金化スピード 最短3日
公式サイト https://rise-info.jp/kyoyu/

【首都圏】株式会社BLD Real Estate


株式会社BLD Real Estateは、東京都23区を中心に不動産売買・仲介事業を展開している買取業者です。地域密着で東京都23区内の不動産に精通しており、経営者や資産家などの独自の流通ルートも持っています。

そのため、現在の状況に合わせた最適な買取プランの提案が可能です。弁護士や司法書士、税理士、家屋調査士、不動産鑑定士など各分野の専門家とも連携しており、チーム一丸となって買取を徹底的にサポートしてくれます。

会社名 株式会社BLD Real Estate
本社所在地 東京都中央区入船2丁目2-2 PMO八丁堀V 7階
資本金 5,000万円
査定スピード 最短即日
現金化スピード 不明
公式サイト https://bldgroup.co.jp/real-estate/

【首都圏】東京都市開発株式会社


東京都市開発株式会社は、共有持分や底地、老朽アパートなど権利調整が必要な不動産の取り扱いに特化した買取業者です。これまで培ってきたノウハウと経験を活かして不動産本来の価値を見出し、一人ひとりの希望に合わせた解決策を提案しています。

また、「不動産税務電話相談室」という税理士法人と連携した電話相談窓口も設けています。そのため、共有持分の売却時にかかる税金について税理士から無料でサポートを受けることも可能です。

会社名 東京都市開発株式会社
本社所在地 東京都千代田区永田町2丁目17-13 東京都市開発ビル
資本金 9,000万円
査定スピード 不明
現金化スピード 不明
公式サイト https://www.tokyo-tk.jp/

【東京】蔵正地所株式会社


蔵正地所株式会社は、東京23区を中心に不動産の売買や共有持分の買取を行っている買取業者です。創業から30年間培ってきたノウハウと買取に特化した企業との連携により、希望に近い価格での買取に努めています。

検査済証が無い不動産でも対応可能で、現況のままで共有持分を買い取ってもらえるため、リノベーションや不用品の処分などは必要ありません。また、審査~買取までは最短3日~6日とスピーディに対応してもらえるのも大きな魅力です。

会社名 蔵正地所株式会社
本社所在地 東京都中央区日本橋小網町18-20
資本金 2,000万円
査定スピード 不明
現金化スピード 最短3日
公式サイト http://www.kuramasa.tokyo/

東京にある共有持分の買取相場

共有持分を買取業者に売却する場合の買取相場は、「不動産全体の仲介価格×持分割合」の価格の半額程度といわれています。共有持分のみを購入しても不動産は自由に活用・処分できず、買主となる業者にとって大きなリスクになるため、共有不動産全体を売却する場合と比較して安くなるのが一般的です。

東京の共有持分の買取相場を把握するには、東京の仲介価格の相場を把握しておく必要があります。では、東京の主要エリアごとの相場をそれぞれ詳しく見ていきましょう。

※不動産全体を売却した際の価格です。

23区エリア

所在地 取引価格 土地面積 延床面積 構造 建築年
千代田区一番町 30,000万円 70㎡ 50㎡ 木造 1959年
中央区月島 6,900万円 35㎡ 70㎡ 木造 2019年
港区白金 11,000万円 60㎡ 80㎡ 木造 2010年
新宿区新宿 5,700万円 50㎡ 85㎡ 軽量鉄骨造 2004年
文京区小日向 11,000万円 70㎡ 100㎡ 木造 2000年

八王子市エリア

所在地 取引価格 土地面積 延床面積 構造 建築年
八王子市暁町 2,100万円 120㎡ 100㎡ 木造 2012年
八王子市暁町 2,900万円 175㎡ 105㎡ 木造 1991年
八王子市石川町 2,300万円 105㎡ 85㎡ 木造 2008年
八王子市石川町 3,700万円 165㎡ 125㎡ 木造 2017年
八王子市めじろ台 4,200万円 250㎡ 105㎡ 木造 1992年

立川市エリア

所在地 取引価格 土地面積 延床面積 構造 建築年
立川市曙町 5,400万円 80㎡ 80㎡ 木造 2020年
立川市曙町 4,200万円 75㎡ 90㎡ 木造 1997年
立川市一番町 2,400万円 100㎡ 120㎡ 木造 1995年
立川市一番町 4,000万円 125㎡ 100㎡ 木造 2023年
立川市柏町 3,300万円 115㎡ 90㎡ 木造 1996年

町田市エリア

所在地 取引価格 土地面積 延床面積 構造 建築年
町田市相原町 3,000万円 155㎡ 110㎡ 木造 1999年
町田市相原町 2,400万円 165㎡ 130㎡ 木造 1998年
町田市旭町 5,400万円 210㎡ 100㎡ 木造 1980年
町田市旭町 3,300万円 180㎡ 125㎡ 軽量鉄骨造 1990年
町田市大蔵町 3,500万円 140㎡ 100㎡ 木造 2005年

東京都にある共有持分の買取事例

ここからは、東京都にある共有持分を買い取った、クランピーリアルエステートの事例を3つご紹介します。

  • 東京都渋谷区の共有持分(土地)1/3を買取
  • 東京都世田谷区の共有持分(戸建て)1/2を買取
  • 東京都世田谷区の土地の 共有持分75/100を買取

東京都渋谷区の共有持分(土地)1/3を買取

下記は、東京都渋谷区の不動産の1/3を、3億円で買い取った事例です。

相続で取得した土地を複数名で共有しているが、早急に資産整理をしたいので、自分の持分だけを売却したい」というご依頼でした。共有者が複数名おり、全員疎遠なため、通常の売却交渉は難しいとのことでした。とにかく早急に売却することを希望されていたため、弊社側で迅速な調査等の対応を行い、ご依頼から2週間で、弊社が買取りいたしました。

引用:株式会社クランピーリアルエステート_買取事例

東京都世田谷区の共有持分(戸建て)1/2を買取

下記は、東京都世田谷区の不動産の1/2を、2億円で買い取った事例です。

「共有者と折り合いが悪く、相続した収益アパートの共有状態を解消したい」というご依頼でした。ご依頼者様はいくつかの共有持分買取業者に買取査定を打診していましたが、唯一ご依頼者様の希望額を提示した弊社に売却頂きました。

引用:株式会社クランピーリアルエステート_買取事例

東京都世田谷区の土地の 共有持分75/100を買取

下記は、東京都世田谷区の不動産の75/100を、4,600万円で買い取った事例です。

「共有者と土地利用について話し合いがまとまらず、土地の100分の75の持分を売却したい」というご依頼でした。 建物は賃貸併用住宅で、建物が古いため建て替えや全体の売却を検討していたが、建物に居住している共有者との話し合いがまとまらず、リフォーム工事を強行されてしまったということでした。 弊社が共有者様の間に入り、円滑に話をまとめて、ご依頼者様の持分を買取いたしました。

引用:株式会社クランピーリアルエステート_買取事例

共有持分を買取依頼に出す流れ

共有持分を買取依頼に出す大まかな流れは以下の通りです。

  1. 共有持分の買取相場を確認
  2. 共有持分の査定依頼をする
  3. 買取業者と不動産売買契約を結ぶ
  4. 決済と登記を行う

ここからは、それぞれの流れについて1つずつ詳しく解説していきます。

共有持分の買取相場を確認

まずは、共有持分をどれくらいで買い取ってもらえるのか大まかな買取相場を確認しましょう。共有持分の仲介価格は、以下の計算式で求められます。

共有不動産全体の仲介価格×持分割合

しかし、買取業者などの第三者に売却する場合は、共有持分の仲介価格の半額程度が買取相場になるのが一般的です。ただし、買取を依頼する業者や不動産の状態、共有者の人数や関係性などさまざまな要因によって大きく変動します。そのため、下記の計算式はあくまでも参考程度に留めておきましょう。

共有不動産全体の仲介価格×持分割合×0.45

たとえば、共有不動産の仲介価格が5,000万円で自分の持分割合が60%の場合、買取業者に売却する場合の買取相場は以下のようになります。

5,000万円×0.6×0.5=1,350万円

共有持分の査定依頼をする

大まかな買取相場が分かったら、次に買取業者へ共有持分の査定を依頼します。査定は1社だけでなく、必ず複数の業者に依頼しましょう。同じ共有持分でも、業者が持つ実績やノウハウによって査定額に差が生じるためです。

複数の業者に査定を依頼すれば、共有持分の適正価格を把握でき、かつ好条件で買い取ってくれる業者に依頼できます。最低でも3社、できれば5~6社に査定を依頼し、査定額の高さや担当者の対応の良さなどを比較して、買取を依頼するか検討してみましょう。

買取業者と不動産売買契約を結ぶ

査定結果を比較・検討したら、信頼できる買取業者に買取を依頼しましょう。買取業者から提示された条件に納得したら、合意内容を売買契約書にまとめ、不動産売買契約を結びます。売買契約時に必要な書類は以下の通りです。

 
必要な書類 特徴 取得する方法
登記済権利証 不動産取得時に一度だけ発行される不動産の所有権を証明する書類 ・不動産取得時に法務局から交付されている
・紛失した場合は事前通知制度や本人確認情報制度を利用する
土地測量図や境界確認書(土地の場合) 隣地との境界や土地の面積が測量済みであることを証明する書類 土地家屋調査士に測量を依頼した際に作成してもらえる
固定資産税納付通知書 不動産の評価額が記された書類 ・毎年4~6月に各市町村より共有者の代表者1名に送付される
・紛失時は不動産が所在する地域の市役所で「名寄帳」の写しを取得する
実印 住民登録している地域の役所に登録済みの印鑑 各自取得
印鑑証明書 住民登録している地域の役所に登録済みの印鑑であることを証明する書類 コンビニや役所で請求可能
住民票 役所に登録された住所や氏名を証明する書類 コンビニや役所で請求可能
本人確認書類 氏名・生年月日・住所が書いてある、本人であることを証明する書類 運転免許証・マイナンバーカード・パスポートなど

必要書類が手元になくても、士業と提携している共有持分の専門業者なら代わりの書類を発行してもらえる場合もあります。特に、固定資産税納付通知書を紛失した際に利用することになる「本人確認情報制度」では、司法書士や弁護士に専用の書類を作成してもらう必要があります。

「事前通知制度」を利用すれば自己完結しますが、提出期限があったり返送しなければならなかったりと手間がかかるため、すべての書類を専門家に任せられる士業と連携した業者がおすすめです。

売買契約時は、売買契約書の内容に不備がないかよく確認し、不審点や疑問があればその場で必ず指摘しましょう。

決済と登記を行う

買取業者と不動産売買契約を結んだら、売買契約書に記載されている決済日に買取業者から買取代金を受け取ります。決済方法は「現金決済」または「口座振込」が一般的です。

決済が完了したら、担当の司法書士が立ち合いのもと、法務局で所有権移転登記の手続きを行い、売却手続きは完了です。なお、共有持分の売却益には譲渡所得税がかかるため、売却した翌年は確定申告・納税が必要になります。

共有持分の買取業者の選び方

共有持分の買取業者を選ぶ際には、以下のポイントを踏まえた上で検討してみましょう。

  • 共有持分の売却を専門に扱っている
  • 口コミや評判が良い会社
  • 公式サイトで共有持分の買取実績を公開している
  • 弁護士などの士業と連携している
  • 誠実でコミュニケーションを取りやすい
  • 相続物件も得意としている

ここからは、それぞれのポイントについて1つずつ詳しく解説していきます。

共有持分の売却を専門に扱っている

共有持分の買取業者を選ぶ際には、共有持分の売却を専門に扱っているか確認しましょう。共有不動産は自由に活用・処分ができず、共有者間で意見が対立してトラブルに発展するリスクもあるため、高価買取するには専門的な知識や経験が欠かせません。

一般的な業者は共有持分の取り扱い経験や専門知識がほとんどなく、共有持分を買い取っても利益が上げられないリスクが大きいです。そのため、買取価格が大幅に下がったり、買取自体を拒否されたりする可能性があります。

共有持分の専門業者なら、買い取った共有持分を上手に活用・再販するノウハウや実績が豊富にあるため、高価買取が実現できる可能性が高まるのです。

口コミや評判が良い会社

共有持分の買取業者を選ぶ際には、買取業者の口コミや評判もチェックしておきましょう。業者の公式サイトには、基本的に業者にとって都合の悪いことは記載されていません。

そのため、公式サイトの内容だけでは本当に共有持分の取り扱いに長けた業者なのか、対応が丁寧で信頼できる業者なのか判断するのは困難です。

インターネットで口コミや評判を調べれば、実際に業者へ買取を依頼した人の正直な意見や感想が分かるため、信頼できる業者を見極めるための判断材料となります。口コミや評判を調べる際には以下のポイントを確認し、信頼できると思った業者に買取を依頼しましょう。

  • 適正価格で買取してもらえたか
  • 無理に買取を勧めてこなかったか
  • 売却後に他共有者とトラブルになっていないか

公式サイトで共有持分の買取実績を公開している

共有持分の買取業者を選ぶ際には、公式サイトで共有持分の買取実績を公開しているかも確認しておきましょう。買取実績を公開しているということは、それだけ共有持分の買取に自信があり、売主からの信頼も得ているという証明になります。

そのため、共有持分を積極的に買い取ってもらえる傾向です。逆に公式サイトで買取実績を公開していない業者は、共有持分を取り扱った経験がほとんどなく、専門知識やノウハウが乏しい可能性があります。

共有持分を高値でスムーズに売却したい場合は、公式サイトで共有持分の買取実績を公開している業者に依頼すると安心です。買取実績のページでは、以下のポイントを確認しておきましょう。

  • 買取実績の件数が豊富であるか
  • 買取価格が相場以上であるか
  • 対応エリアに自分の地域が含まれているか

弁護士などの士業と連携している

共有者同士や近隣住民とトラブルが起きている共有持分は、トラブルを解決して不動産を活用・売却できるようになるまでに多大な労力や時間がかかります。一般的な買取業者は、共有持分特有のトラブルに対処するための知識や経験を持ち合わせていないケースが多いです。

そのため、トラブルを抱えた共有持分の買取は消極的になる傾向にあります。それに対して士業と連携している買取業者は、各分野の専門家と協力してスムーズに対処可能です。すでにトラブルを抱えている共有持分でも、積極的に買い取ってもらえる可能性が高いでしょう。

誠実でコミュニケーションを取りやすい

買取業者を選ぶ際は査定額の高さだけでなく、担当者の誠実さやコミュニケーションが取りやすさも確認しておきましょう。説明が雑だったり、レスポンスが遅かったり、買取を無理に勧めてきたりするような担当者に依頼すると、相場よりも大幅に安く買い叩かれてしまうことが多いです。

担当者が誠実に対応してくれるかどうか見極めるポイントとしては、以下の3つが挙げられます。

  • 売主の事情や希望に寄り添った提案をしてくれる
  • 査定額の根拠や共有持分の知識を分かりやすく教えてくれる
  • メリットだけでなく、デメリットも正直に伝えてくれる

相続物件も得意としている

相続物件を得意としている買取業者は、共有持分の取り扱いにも長けている可能性が高いです。不動産の共有やトラブルは相続をきっかけとして生じるケースも珍しくありません。

共有持分の中でも特に取り扱いが難しいのは相続不動産の共有持分で、相続人同士のトラブルだけでなく、相続税を節税するための法的知識やノウハウも求められます。そのため、相続物件を数多く取り扱ってきた業者は、共有持分の買取やトラブルの対処にも慣れている可能性が高いです。

特に士業と買取業者であれば、弁護士による法的トラブルのサポートや税理士による相続税対策のサポートが受けられるため、安心して買取を依頼できるでしょう。

共有持分を高価買取してもらいやすいコツ

共有持分を高価買取してもらうには、以下のコツを押さえておきましょう。

  • 他共有者の持分を買い取っておく
  • 他共有者の合意のもと不動産全体を売却する
  • 1社の査定で業者を選ばない
  • 共有不動産の状態や権利関係を確認する

ここからは、それぞれのコツについて1つずつ詳しく解説していきます。

他共有者の持分を買い取っておく

共有持分を高価買取してもらうには、他の共有者の持分を買い取って自分の持分割合を増やしておきましょう。共有不動産を活用・処分するには他の共有者の同意が必要になるため、共有持分は買い手にとってリスクが大きく、買取価格は相場よりも安くなる傾向があります。

しかし、持分割合が過半数を占めれば管理行為や軽微な変更行為が単独で行えるようになります。共有不動産を自由に活用できる幅が広がるため、持分割合を増やすと共有持分を高値で買い取ってもらいやすくなるでしょう。

管理行為 賃貸借契約の締結
変更行為(軽微な変更) 外壁や屋根の修繕
砂利道のアスファルト舗装
土地の分筆・合筆
変更行為(軽微な変更以外) 共有不動産全体の売却

共有不動産を使用していない共有者がいれば、買取業者に依頼する前に共有持分の買取を持ち掛けてみるのがおすすめです。他の共有者が売買に応じた場合、売買価格は当事者間で自由に設定できます。

ただし、相場よりも著しく安い価格で売買すると、相場との差額分が贈与としてみなされ、贈与税が発生する可能性があります。贈与する人1人につき年間110万円までは非課税ですが、100万円を超えた分に対しては課税されるのが一般的です。

また、売却すると譲渡所得税などの税金も発生するため、せっかく売却できても売却益があまり残らなくなってしまいます。そのため少しの贈与であれば、相場が110万円以内に収まる持分を毎年贈与してもらうなど、対策が必要です。

他共有者の合意のもと不動産全体を売却する

自分の共有持分のみを単独で売却するのではなく、他の共有者の合意のもと不動産全体を売却する方法もあります。共有不動産全体を一括で売却すれば、単独名義の不動産と同様に扱われるため、市場価格と変わらない価格で買い取ってもらえます。

ただし、共有不動産全体を売却するには、共有者全員から売却の同意を得なければなりません。1人でも反対する共有者がいれば売却できないため、他の共有者とは普段から良好な関係を築いておくことが大切です。

1社の査定で業者を選ばない

買取業者を選ぶ際は、複数社の査定を比較・検討した上で選ぶようにしましょう。1社の査定のみでは査定額が比較できないため、提示された査定額が本当に適正価格なのか、共有持分の取り扱いに長けている業者か見極めるのが困難です。

相場よりも安い買取価格を提示されてもそれに気づかず、本来であればもっと高値で売却できた共有持分を安値で手放してしまう可能性があります。特に、共有持分の運用には専門的な知識やノウハウが求められるため、買取業者によって査定額が大幅に変動します。

複数社に査定を依頼すれば大まかな相場感を把握でき、好条件で買い取ってくれる業者に依頼できるため、複数社の査定結果を十分に比較・検討した上で業者を選ぶようにしましょう。

共有不動産の状態や権利関係を確認する

共有持分の買取価格は、共有不動産の立地や劣化具合、隣地との境界、共有者の人数や関係性、住宅ローン残債や抵当権の有無によっても大きく影響を受けます。

買取を依頼した後に重大な瑕疵や権利関係の問題が発覚すると、当初提示された買取価格が大幅に下がってしまうケースも少なくありません。共有不動産の状態や権利関係を確認し、問題があれば事前に対処しておくことで、買取交渉を有利に進められるでしょう。

まとめ

仲介では売却が難しい東京の共有持分も、専門の買取業者に売却を依頼すればスムーズに売却・現金化が可能です。買取業者を選ぶ際には査定額の高さだけでなく、担当者の対応や士業との連携の有無、第三者視点の口コミや評判なども確認して総合的に判断しましょう。

株式会社クランピーリアルエステートは、共有持分の買取実績やノウハウを豊富に兼ね備えているため、共有持分の高価買取がを実現できる可能性が高いです。弁護士や税理士など全国の士業事務所ともネットワークを形成しているため、法律や税金のトラブルにもスピーディに対応できます。

東京の共有持分の売却を検討している場合は、ぜひ株式会社クランピーリアルエステートに一度ご相談ください。

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